皆さん,こんにちは。
青藍塾代表の澁谷です。
今日は,私が大学1年生の時に,アメリカのフロリダで体験した話をしたいと思います。
2012年2月~3月にかけて,当時大学1年生だった私は,大学の春休みを利用して,一人でアメリカ→ペルー→ボリビアの南北アメリカ周遊旅行に出かけました。
アメリカではラスベガスに滞在し,グランドキャニオンを満喫しました。
(まだ18歳だったので,ラスベガスではギャンブルはもちろん,ストリップ通り沿いの有名なホテルには泊まることすらできませんでした。当時はまだ一泊2000円しないくらいで豪華なホテルに泊まることができたのに,もったいないことです…)
そして,次の目的地であるペルーに向かうべく,アメリカの国内線を乗り継いで,テキサス州のダラスを経由し,南米への玄関口,フロリダ州のマイアミ国際空港まで到着しました。
ここから,インカ帝国の都として栄えたペルーのクスコという街へ飛ぶ予定でした。
ラスベガスから到着したその日は,マイアミビーチの近くにある格安ホステルで一泊し,翌日,クスコ行きの飛行機に乗るために再びマイアミ国際空港に向かいました。
そして,無事に搭乗手続きを済ませ,出発ロビーで待っていると,空港内のアナウンスが聞こえてきました。
それを聞いて,私はびっくりしました。
というのは,アナウンスがすべてスペイン語で話されていたからです。
もちろん,アナウンスによっては英語に翻訳されているものもありましたが,その場合も,まずスペイン語で話され,それから同じ内容を英語で繰り返す,という順番でした。
まだアメリカ国内であるにもかかわらず,明らかに優先度は「スペイン語>英語」だったのです。
「アメリカ=英語」というイメージしか頭になかった当時の私は,このことにとても衝撃を覚えました。
(ちなみに私は,高校も大学時代も外国に留学した経験は一切ありません)
後になって調べてみれば,フロリダ州はヒスパニック系住民の割合が全米で6番目に高いわけで,そんな土地でスペイン語のアナウンスがされていたとしても,全然驚くようなことではないのですが,当時18歳の何も世間のことを知らない青二才だった私はびっくり仰天してしまったわけです。
(ちなみに,全米でヒスパニック系住民の割合が一番高いのはニュー・メキシコ州で,現在では何と50%近いそうです)
ただ,驚くと同時に,「いよいよ自分は南米の近くまで来ているんだな!」とわくわくして胸が高まり興奮したこともよく覚えています。
旅は世界を知る良い勉強になりますよね♪
以上,フロリダでのちょっとしたエピソードでした。
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