2019年度 千葉大学 医学部 後期日程 解答例

【解答例】

1 [出典:"Data in public health" by Jeremy Berg, Science 355巻, p.669, 2017年]

問1 b

問2 5つのコホート研究と5つの症例対照研究の結果を統合し生物学的に分析しても,はしかや風疹などのワクチン接種およびそれらに含まれる成分と,自閉症スペクトラム障害の発症や進行には何の関連性も見られなかった。(100字)

問3 c

問4 d

問5 大規模なデータ収集や,出版及びその他の革新的手段を用いた情報共有により,研究者や政策立案者は,主観的にはもっともらしく思えるかもしれないが誤っていることも多い個人的逸話に頼らずに,個人や社会の利益のために取り組むことができるということ。(118字)

問6 e

問7 c


2 [出典:"The art of conversation" Lancet, Vol 391 February 24, p.731, 2018年 & "Getting back in touch" Lancet, Vol 391 April 7, p.1348, 2018年]

問1 どこが痛むか,いつ痛み始めたか,どこに痛みが移ったか,家族に病気にかかっている者はいるか。

問2 医者が患者に対して紋切り型の質問をするのではなく,患者が自分の症状を認識できるように,注意深く言葉をかけて組み立てていくような双方向の会話。(70字)

問3 会話を通じてそれを具体化することで初めて,人々は自分の健康上の問題が何なのかを知ることがよくあるということに私は気が付いた。(61字)

(問題文:I realized that people often do not know what their problem is until they give it shape through conversation.)

問4 c

問5 c

問6 入院期間を短縮せよとの圧力により患者と接する時間が減っているうえ,デジタル技術が触診よりも正確な情報を提供するようになり,医学生たちはもはや自分の指を信じず,また触診は時間の無駄だとも感じているため。(100字)

問7 a (hardly)

問8 患者に触れるという行為は,医者が患者から治療に必要な情報を得るためだけのものではなく,患者に気遣いや安心感を与えるためのものでもあるから。(69字)

問9 touch



 


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